女性による女性のための護身術

久々にいい本見つけた。護身術というと、格闘好きのオトコ向けの本が多くて辟易していたが、これはいい。

セルフ・ディフェンス―あなたは正しい

自分を守るための動きももちろん大切、しかしこの本で一番訴えているのは「性暴力にあった女性は、何も悪くない」ということ。当たり前と思うかもしれないけれど、実際には被害者は二次被害、三次被害までも受けていることが多い。著者自身も、義父からの性的虐待を受けていた経験があるということで、「おわりに」の文章は、とても力強く、彼女の体の中から出てきているという感じを受けた、リコメンド!