呼吸が大切

否応無しに死ぬまでしていることの一つ、呼吸。

健康や運動や心のことを勉強していると、やっぱり快適に過ごすのには呼吸が大事みたい。
一般的な言い方なら、「腹式呼吸」だと思う。
しかし、腹式呼吸を意識したことのない人にやり方を教えるとき、どういう言葉で伝えるかは結構難しい。
この項では、本を読んで見つけた表現をストックしてみようと思う。だから未完です。

背筋を伸ばした正しい姿勢で、目は軽く閉じる、鼻呼吸を原則とする、一呼吸は20から30秒。
 吸気 静かに長く深く(7秒)→漏気 フムと少し漏らす→充気 胸腹部に充満(3秒)→呼気 ゆっくりと細く長く七分吐く(10秒)→残気 三分残して止める (時間は目安)

これは「少林寺拳法読本」から。あぐらの格好でやります。私は、充気と残気をちゃんとやらなければ、と思うとうまくいきません。

子どもは両膝をほぼ直角にたて、仰向けに寝る。働きかける人は子どもの横に座って、手のひらをおへその上に置く。→子どもは息をいっぱいに吸って、おへその下までそれを送り込むようにして横隔膜を押し下げるようにする。→子どもは十分に息を吸ったら、そのままの姿勢を保つ。働きかける人はおなかに軽く重さをかける。→五秒ほどしたら子どもは息をゆっくり吐きだし、最後に軽くおしりを上げておなかをへこませ、すっかり息を吐ききる。吐ききった後、おなかの力を抜くと、空気はしぜんに肺に入っていく。吐ききる時間は10秒以上。→二呼吸ぐらい間をとってから、ゆったりとした気持ちでできれば10回ぐらい続ける

これは

から。補助者を使うやり方ですが、「最後に軽くおしりを上げる」ところがうまいと思う。

枕をはずして両手を下腹に当て、両膝を立てて軽く合わせます。その時、足先を少し内側に向け、爪先を軽く踏む気持ちになって、下腹をくぼませながら、できるだけ息をはききる。からだの中の息を全部呼き出すつもりではくのです。そして吸うときは下腹に吸うつもりで、ごく自然に吸ってください。(中略)とにかく十分に呼く。(中略)吸う息のことに意を使うことはありません。吸う息は素早く、吐く息は長く

一人で寝る前にやる。これは、

からだの設計にミスはない―操体の原理

からだの設計にミスはない―操体の原理

これが自分でやるときは一番やりやすいように思っています。

ちなみに韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」(NHK BS2)では、医務官(教授)が医女達に「細く長く息を吐け」と指導していました。外で、立ってやっていましたので立禅でしょうか。地上波の再放送になったら、またチェックしなくては。

ほかにも何冊か控えているのでまた書き足します。

椅子か正座で、背筋はふわっと伸ばし顔を緩める→鼻から吸う→2,3秒止める→力を入れず鼻から漏らす→背骨をわずかに伸ばしながら吸う。これを15回。

これは

新・自分で治す「冷え症」

新・自分で治す「冷え症」

より。
仰向けに寝てやる方法も書いてあるが、橋本先生のとほぼ同じ。「もらす」という表現が秀逸。