おたおた、おろおろ、うろうろ、けそけそ

理由もなく、なのにどうしても物事が手につかず、かといって眠くもなく、おたおた、おろおろ、うろうろ、いらいらする時がある。集中力を欠くので、手足をぶつけたり皿を割ったりすることもある。
死んだ母親は「けそけそする」と形容していた(語源不明)。これは本人がそうなるのではなく、このような様子を呈しているムスメ(わたくし)に対して発せられたせりふ。

さて、オットが、この「けそけそ」に効くのではないかと新しい処方を持ってきた。

  • 灯心草
  • 淡竹葉

名前はご大層だが、前者はイグサ、後者は竹の葉である。これを一対一の配合で、お茶を入れる要領で熱湯を注いで蒸らす。淹れてみたところ、熱いまま飲もうとすると、新しい畳に座って、庭の若竹のそよぎを聴いているような感じ。ちょっと香りが強すぎる。冷やすとやや飲みやすくなった。次回のケソケソ発生を、やや楽しみに待ちたいと思う。