自分と同じ大きさだから、

最近やっと、一緒に少林寺拳法を習っている子供たちを、ある程度識別できるようになってきた。

私は専門学校の部活として始めたので、学校を卒業して今の支部に来たときは、コドモだらけでやや仰天した。しかし、大多数の支部、道院はコドモが多いのが普通のはず。小学生がほとんど。中学にあがると、部活も塾もあって大変そう。それでも中高生も10人くらいいる。オールスター揃うことはなかなか無いが。

今の支部、兄弟姉妹そろって来ているところが多い。3人兄弟だったりすると、容貌、性格の似ているところ、似てないところが面白い。

それにしても、コドモたちから見て、指導側でもなく高校生でもない、自分たちと同レベルで習っているオトナの女性(つまり私)というのはどういう風に見えているのか。私も小さい頃、大人の年齢が分からなかったものだが、時々練習中に不思議そうに「何歳なの?」と聞かれる。顔を一生懸命に観察する子もいる。(道着のにおいを嗅ぐ子もいる・・・)

先日、小学四年生男子との対話。
コドモ「茶帯いいなあ」
わたし「オトナの茶帯ってのはそんなに偉くないの。」(←少年部よりも要する段階が短い)
コドモ「でも(身長が)僕と変わんないよ? ええっ?? 何歳なの?」

どうも、オトナとは認識されてなかったみたい。